関東のおすすめサイクリングコース「緑のヘルシーロード」

今回は埼玉県のサイクリングロード、 「緑のヘルシーロード」を紹介いたします。

埼玉は「日本でいちばん自転車で暮らしやすい社会」を目指し、自転車環境の整備やイベント活動を活発に行っている、言わばリーディング自治体です。

お隣の県に住んでいる人間にとっても、その「やる気さ」に賞賛の声を露わにしたいです。

実を言いますと、埼玉のサイクリングコースはまだまだ未踏のルートが多くて、つい気軽に近くの山まで走りに行くというパターンだと栃木方面になっていました。

今回は大宮まで用事があり、それなら自転車で帰宅しながらサイクリングロードを走ろうと思い立ち、すぐに浮かんだのが「緑のヘルシーロード」だったのです。

実は「緑のヘルシーロード」は何年か前にリカンベントという自転車で一部の区間を走ったことがあります。そして、いつかはもう少し距離を伸ばしたいと思っていました。

それでは、関東のおすすめサイクリングロード第一弾として、「緑のヘルシーロード」を走ったレポートをお送りいたします。

緑のヘルシーロード概要

「緑のヘルシーロード」とは、見沼代用水路や支線用水路の改修によってできた土地や管理道路を有効に利用するために設置された道路で、自転車や歩行者、農耕車のための専用道路です。

そう。実は自転車専用道路ではありません。歩行者やトラクターなんかも行き来してるんですね。「緑のヘルシーロード」からは「水と緑のふれあいロード」という道路も枝分かれしています。

基点を行田市とすると、利根大堰から川口市の川口グリーンセンターまで総延長およそ56km。「水と緑の~」と謳われているように川のせせらぎを時々聞きながら(水門を通る水流の音!)水路沿いの田園風景の中を走るコースです。

お寺や公園も点在し、春には桜並木や秋の彼岸花を楽しみながらサイクリングできます。

ロードマップは埼玉県のホームページよりダウンロードできます。

埼玉県のホームページより

今回走ったコース

前回は基点の行田市、利根大堰からさきたま古墳の周辺まで短い区間を走っただけでしたが、今回は逆のコース。大宮駅からスタートし、「緑のヘルシーロード」に入り、そのまま行田市の利根大堰まで北へ向かうというコースです。

できればフルコースを走りたかったのですが、そこまで時間が無いためガマン。フルコースを走るのはまたの機会に取っておきましょう。

今回のコースは、さいたま市見沼区→蓮田市→久喜市→鴻巣市→行田市(利根大堰)という経路です。自転車にはサイクルコンピューターを装備していなかったので、詳細なデータが取れなかったのが残念ですが、「緑のヘルシーロード」を走った距離はおよそ40kmです。

走行レポート

久しぶりに大宮駅まで鉄道で来ました。普段は自動車での生活なのでとっても新鮮!大宮駅はやはり人の往来が激しいですね。地方の方だとあえて都内まで行かなくても買い物ができるし、新幹線や在来線がいくつも交わる巨大ターミナル駅ですからね。

しかし東口は何年も雰囲気が変わってないです。

まずはストレッチ、背中を反らせて空を見上げると青空が気持ち良いです。

さてまずは「緑のヘルシーロード」を目指す。グーグルマップで検索すると家までの最短ルートは車を利用すると45kmほど。でもヘルシーロードを走るため、そこまでのアプローチを余計に走らなくてはならないので、おそらく50km以上の道のりを想定する必要がある。

スマホのグーグルマップを頼りに「緑のヘルシーロード」へ入るための道のりを探す。 マップ上では分かりずらいので何度も公式ロードマップと見比べながらその位置を探すとどうやら大宮東警察署を目指せば良いということがわかった。警察署の西側に用水路があるのでそこが「緑のヘルシーロード」だ。

途中、気持ち良さそうな公園を通った。大宮第三公園だ。天気の良い日曜日とあって子ども連れのファミリーがくつろいでいる。いいなあ。木陰で読書でもしながらのんびりと過ごしたい。

ついに来ました。ここから自動車の往来を離れ、自転車天国だ!

スタートはほぼ正午。まさに太陽が頭の上から降り注いで暑いです。でも初めてのサイクリングロードを走る時はいつもわくわく。これからどんな風景、人との出会いがあるかな?

道は基本的に上水路沿いを走れば良いのですが、ところどころで迂回する場所もあります。だいたいそういう箇所は案内板が出ているのでそれを見れば大丈夫です。またそれが単調になりがちなサイクリングロードにちょっとした変化をもたらしてくれます。

川の西側は緑もあり、快適に走れます。気持ち良いです。

時々アップダウンもあるので速度の出し過ぎには注意。一方通行ではないので対面の自転車には気をつけて。

線路を横断したり、一般道路に出る箇所もあるので飽きないですよ。

途中迷うところもありました。そういうところは案内板を見落としている可能性があるので戻って確認。そうすれば解決!

だいぶ暑くなってきました。そろそろ昼食の休憩を取りたいです。どこかにコンビニないかなと思って周囲を見渡しても田園地帯なので見当たらない。が、ありました。

イートインスペースのあるところは有り難いです。旅人に優しいですよね。たまにオートバイで旅した時なんかも思うんですけど、二輪車は車に比べて疲労するので座れるところが欲しいんです。疲れが癒えますね。

「緑のヘルシーロード」は用水路を沿いをだいたい東側西側とも走れるようになっています。表示が出ている側が公式ルートですが、狭い所もあったり東側になると陽に照らされて暑いところもあります。そういう時は臨機応変に変更して走りましょう。ただし、車も通れる道になるのでそこは注意です。

この時期(初夏)、農耕車も通っているので道は泥で汚れていました。僕はマウンテンバイクなので平気ですが、ロードバイクの人は車道側の広い道を走っていました。その方が速度も出しやすいでしょう。

菖蒲町役場の近くを通ると人で賑わっていました。何かのイベントかなと思ったらラベンダー祭りでした。

鴻巣市付近。小さな木陰を見つけたので小休憩。この辺りは川の幅も広くなり、木陰も少ないです。暑さが応えますね。小休憩のわけが、地元のおじいさんにつかまってしばし立ち話。まもなく90歳になるというお爺さん、戦争時代の話もしてくれました。

上水路沿いに接している民家の中には沿道側にあえて塀を設けず、花を咲かせて通る人々の目を楽しませくれているお宅もあります。

癒されますね。こんな感じでしょっちゅう止まっているものだから、まあ時間が掛かってます(笑)

だいぶ時間をかけて終点(行田市)に到着!利根川を渡れば群馬県です。

最後にこの利根大堰を渡るところまでレポートしますね。何しろこの橋、自転車で通る人にとっては怖いと評判のところなのです。何が怖いって?

これを見てください。歩道の狭さ。

自転車一台分やっとです。しかも!

足元から見える川、橋の欄干の高さを想像してください。自転車に乗って通行すると脇見できませんよ。強風の時はそれはもう。と言っても僕は高校生に何度かツーリングで通過していましたが恐怖を感じなかったような。若さかもね。

息子が小学生の時に妻と三人でサイクリングした時に通過したことがあります。その時は強風だったので僕が先頭。一気に行くよ!と声かけて渡りましたが、橋を越えて群馬県側についた時後ろを見たら付いてきたのは息子だけ。妻はまだ遥か橋の中央を走ってました(笑)。その時から妻はトラウマになり、それ以降何度恨み節を聞いたことか。

今回レポートするため、橋の中央で停車していましたが、まじでちょっと怖く感じました。バランスを失うとよろけて怖い思いすること間違いないです。

予算が無いのか何十年もこの橋、昔のままですね。

利根大堰を通過したくない方は、利根川沿いのサイクリングロードを昭和橋に向かった方がいいでしょう。

まとめ、走行上の注意点など

以上、「緑のヘルシーロード」をレポートさせて頂きましたが如何だったでしょうか。

自転車で走りやすい時期としては真夏や真冬以外が良いかもしれませんね。今回初夏とは言え暑さがちょっと身に応えました。ただ、用水路沿いには木陰もあり、公園もあるので休憩する場所はたくさんあります。

さきたま古墳や古代蓮の里とか見どころもありますし、事前にランチタイムをする場所を決めてカフェめぐりも良し。ロードバイクで長距離目的で走る人は、フルコースを往復すれば100km越えですから最適なトレーニングコースにもなるでしょう。

走行上の注意点としましては、一般道路を迂回したり、横断することもあるので往来する車に注意です。疲れてくると注意が散漫になるので気を付けてください。

それと、自転車専用道ではありません。歩行者や農耕車と分かち合いながら、速度の出し過ぎには十分な配慮が必要です。沿道の人との挨拶やすれ違うサイクリスト同士でも笑顔を交わしたいですよね。

歩行者の背後から横をすり抜ける時やサイクリストを追い越す時も、「こんにちは。通ります!」のちょっとした声掛けがトラブル防止だけでなく、お互いの良いコミュニケーションにつながります。

では自転車乗りの皆さん。これからもより楽しい自転車ライフを過ごされることを願っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする